Unityエンジニア必見!知っておくべき4つの転職ポイント
今人気のUnityエンジニアが、転職活動で気をつけるべきポイントや、求人動向のトレンドについてまとめてみました。
Unityって何?
スマートフォンが普及して、誰もが楽しむようになったのがスマホゲームです。
Unityはスマホゲームなどコンピューターゲームを作るためのプラットフォームで3Dゲームが簡単に作れること、複数のデバイスに対応しているのが特徴です。難しいプログラミングが不要で、初心者でも少し勉強するだけで使えるため、プログラミング未経験者でも独学で身につけることができます。
主にゲーム開発に使われてきましたが、現在では医療や人材育成、建築・設計、セキュリティ、自動車など多岐にわたる分野で使われるようになりました。需要が最も高い分野で、将来性も期待できます。
特にゲーム開発を手がける企業からの求人が多く、Unityが扱えれば即採用という企業が大半です。ですから、転職活動自体はそれほど苦労することはありません。多くの求人情報から、自分の希望する条件に近い会社を選ぶことができます。しかし、高収入・高待遇など条件がよい求人に応募する場合は実績が求められますから、未経験者は採用されにくいことを覚えておきましょう。
Unityエンジニアとして転職するなら、C#のスキルも必要
これまでゲーム開発には、優れたプログラミング知識が必要でした。しかし、Unityが登場してからは、初心者でも比較的簡単にゲームが作れるようになりました。難しいプログラミングが不要で、直感的にゲームを作成できるように工夫されているからです。誰でも簡単に学べますが最低限のプログラミング知識は必要です。
Unityはプログラミング言語を使わなくても、簡単なゲームを作ることは可能です。しかしプロとしてやっていくなら、自分でコードを書いてより複雑なゲームを作るスキルが求められます。少なくともC#でコードを記述できるようにしましょう。C#だけでなく、JavaScriptのスキルがあればさらに有利になります。
Unityエンジニアとして転職するためには、自分がどの程度のスキルがあるのかを採用側に知ってもらわなければいけません。自分でゲームを作って、それを見てもらうのが最も簡単かつ有効なアピール法です。また、採用試験でコードを書く課題が出る会社もあります。何よりも実力が求められる世界であることを、肝に銘じておきましょう。
Unityエンジニアに求められるスキル
転職を成功させるためには、Unityエンジニアに求められるスキルを把握しておく必要があります。
Unityに関する知識や技術は必須のスキルですが、そのほかにも求められる能力はたくさんあります。
まず何よりも求められるのが、コミュニケーションスキルです。プログラマーはこつこつとプログラミングを進めるだけが仕事ではありません。それでは、会社員として半人前です。開発チームやお得意様とのやりとり、開発条件の交渉など、人と接する仕事ができないと採用されません。
またゲーム開発者として働くなら、ゲーム業界全体の知識やトレンドといった最新情報も知っておきましよう。
さらに、決められた納期に必ず仕上げられるスケジュール管理能力も不可欠です。プログラマーは常に、納期に追われます。短時間で効率よく仕事こなしていくためには、スケジュール管理が何よりも大切です。
そしてチームをまとめ、メンバーのやる気を引き出すリーダーシップがあれば、チームリーダーとして採用されやすく、さらに活躍できます。
未経験者は、自分をしっかりアピールしよう!
Unityエンジニアは需要が高いので、未経験者でも採用されやすい分野です。しかし、未経験者よりも、これまでプログラマーやSEとして働いてきた経験がある人のほうが歓迎されるのはいうまでもありません。
前職でどのような業務に関わってきたかは、採用側が特に注目するポイントとなります。前の職場でゲーム製作を行っていたのか、Webプログラマーとして働いていたのか、システムエンジニアだったのかなど、どの分野で経験を積んでいるのかによって、採用度が変わってきます。ゲームプラグラマやバーチャルリアリティ方面での経験がない人は、自分が即戦力となる人材であること、会社に貢献する働できることをしっかりとアピールしましょう。
現在、Unityエンジニアはゲーム開発に携わるのが主流ですが、バーチャルリアリティを用いたコンテンツが作れるUnityは、さまざまな業界でも使われるようになっています。特に医療や建築、教育業界などからの需要が高く待っていますから、これらの業界についての知識があると、転職に有利です。
こんな転職先を選ぼう!
Unityエンジニアは需要が高く転職しやすいけれど、それなりのスキルが求められることがおわかりいただけたでしょうか。
このことを踏まえた上で、転職先を探すなら、新興のベンチャー企業よりも、経営が安定している中堅企業への転職をおすすめします。ベンチャー企業は社長の吸引力が強く、元気のある会社が多い反面、倒産するリスクが非常に高いというデメリットがあります。せっかく転職できたのに、数年で会社が倒産してしまった……そんなケースが多いのです。
できれば10年以上の実績があり、社員100人以上の企業を選びましょう。このような会社は経営基盤が安定しているので倒産しにくいからです。