選択と集中は大事!上手な仕事の断り方
フリーランスの仕事は、常に安定しているわけではありません。稼ぎを優先すると、「今月の稼ぎが少ないな……。」と焦り始めると、ついついキャパオーバーの仕事を受けてしまったり、割に合わない仕事を断れなかったりする人も多いでしょう。
断ることは悪いことではない
しかし、仕事を断ることは、決してマイナスに働くものではありません。むしろ、断らなかった結果、割に合わない仕事がダラダラと続いたり、他の魅力的な仕事をこなす余裕ができなくなったりするケースもあります。
組織と違い、フリーランスの場合は体が1つしかありませんので、しっかりと仕事をこなしていくためには、自分自身をどこに集中させるかという選択も大事な仕事なのです。
大前提!嘘はつかずに正直に
仕事を断る際に、「病気だから」「出張がある」などのありきたりな文句を使うのは控えましょう。もし断るならば、「なぜ、今回は仕事を受けることが出来ないのか。また、どういう案件ならば力になれるのか」を伝えましょう。
断ることは、決して恥ずかしいことでも、悪いことでもありません。仕事のプロフェッショナルとして、仕事を受けられない理由と自信が活躍できるフィールドを伝えることが大切です。
常に感謝を忘れずに
仕事を断ることになったとしても、仕事の相談をしてくれたことに対しては、しっかりとお礼を伝えましょう。よく見かけてしまうのが、仕事を受ける側、仕事を与える側で上下関係を作ろうとする場合です。あくまでも対応なパートナーですので、互いに尊重する姿勢は忘れないようにしましょう。
ヒアリングして、逆提案をしてみよう
予算が低すぎる、納期がタイトなど、割に合わない仕事の相談は少なくありません。そういう場合、きっぱりと断ってしまうのも選択肢の1つですが、こちらから逆提案するのもいいでしょう。
なぜなら、クライアントにヒアリングしてみると様々な発見があります。例えば、必要以上に機能を盛り込んでいるだけで、サービスの目的を考えると要件が異なる場合です。そういう時は、逆に提案をすることによって、仕事につながることもあります。
クライアントからの内容をそのまま聞き入れるだけではなく、その発注に至った背景から具体的にヒアリングしてみましょう。
コーディネーターに相談してみよう
自身の強みを把握して、高単価な仕事をしたい場合は、ビジネスマッチングサービスを利用するのもいいでしょう。コンサルタント、もしくはコーディネーターに相談できるので、初めから自身に見合った仕事を見つけやすいというのもあります。
まとめ
フリーランスで仕事をこなしていくためには、仕事の選別が重要になります。何でもかんでも受けてしまうと、疲弊するだけ、本来フリーランスでやりたかったことも出来なくなるでしょう。
そうならないためにも、自身が仕事を受ける条件はある程度決めておくべきです。
断るときは、特にテクニックなどは必要ありません。とにかく誠実に仕事をもらったことへの感謝、仕事を受けられない理由、可能であれば仕事を受けるための前向きな提案を自分から行う姿勢が最も大切です。
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